エンジェルペップについて

エンジェルペップは

2008北京オリンピック アーティスティックスイミング競技 元日本代表

石黒由美子が運営する、京都府木津川市・精華町などを中心に

子育て支援に関する事業を行う団体です。

代表挨拶

日頃より、エンジェルペップの活動に温かいご支援をいただき、誠にありがとうございます。

私はこれまで、犯罪被害者としての経験をもとに、数多くの被害者支援の現場に携わってまいりました。

ある時は、訪ねて来てくださった被害者の方のお話を夜通しうかがい、またある時は、支援フォーラムでご縁をいただいた方と文通を重ね、そしてまたある時は、警察や支援団体の皆さんと、今後の支援のあり方や法制度について熱く語り合ったこともありました。

そんな日々の中で、私は次第に「犯罪被害者支援」という枠を超えて、人としての成長や価値の回復には――
“親子関係”という土台が、どれほど大切なものかを強く感じるようになったのです。

私には、目も見えず、耳も聞こえず、身体も自由に動かないという時期がありました。
それでも、私には“世界最高の母”が、いつも味方でいてくれました。

おかげさまで、私は奇跡と言われるほどの回復を遂げ、信じられないことにオリンピックにも出場させていただくことができました。

普通に考えれば、ありえないことかもしれません。
でも、できたのです。母がいてくれたから。

私は母に支えられましたが、皆さんには「誰」がいますか?
あなたにとっての最大の味方は、誰でしょうか?

私は、そんなあなたの味方の一人として、そっと手を挙げさせてください。

これまでの経験から、味方は家族に限らず、「他人」がなることもできると実感しています。
実際、私には家族以上に寄り添ってくれた他人もいました。
その方には、これからも生涯を通して恩返しをしていきたいと心に決めています。

私の夢ノートには、これまで書いた夢がすべて叶ってきました。
だからこそ、このページにも、こう書かせてください。

『エンジェルペップは、子どもの未来を応援するすべての親子と関係者の“味方”になります!』

その実現に向けて、私ができることを、一つひとつ丁寧に、真心を込めて取り組んでまいります。

今後とも、皆さまの応援とご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。

ありがとうございました。

💡今後も一緒に歩んでいけたら嬉しいです。

代表者プロフィール

石黒 由美子


2008 北京オリンピック アーティスティックスイミング競技 元日本代表

木津川市観光大使『きづがわいい応援団』

奈良女子大学大学院博士課程後期課程在学中

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1983年10月生まれ。愛知県出身。小学校2年の秋、交通事故に遭い、顔面を540針、口の中を260針も縫う大けがを負った。入院中にテレビで見たアーティスティックスイミングに憧れ、翌年から競技を始めた。記憶喪失や顔面まひ、視力障害、難聴などの様々な後遺症に苦しみながらも母と二人で夢の舞台であるオリンピックを目指し、2008年北京オリンピックに見事出場を果たす。その傍ら2007年には愛知教育大学にて幼稚園から高校までの教員免許を取得。2009年4月より神戸大学大学院に進学。小学校と看護専門学校で非常勤講師を務めた。追手門学院大学や創価大学の非常勤講師を務め、現在は奈良女子大学大学院博士課程で犯罪被害者支援の一つとして「児童虐待」をテーマに研究中。


主な競技歴

2001年FINAジュニアワールドカップ(チーム2位)、第56回 国体(デュエット2位)
2002~2004年スイスオープン(チーム優勝、コンビネーション優勝)三連覇 
2006年日本選手権(コンビネーション3位)
2007年スイスオープン(ソロ優勝)、日本選手権(ソロ6位)
2008年北京オリンピック(チーム5位)

主な表彰歴

  • 文部科学大臣賞
  • 刈谷市民栄誉賞
  • 愛知県スポーツ功労賞
  • 名古屋市スポーツ功労賞

メディア出演

2009年10月29日フジテレビ『奇跡体験アンビリーバボー』
2010年10月24日NHK『ドラクロア』第一回
2010年12月4日関西テレビ『ココロの旅』
2011年2月15日日本テレビ『魔女たちの22時』
2014年1月11日テレビ東京『生きるを伝える』

出版

2010年8月書籍『奇跡の夢ノート』(NHK出版)
2014年5月DVD『The Stories Vol.1 信じる力』